ジャポニスム

国立西洋美術館の「北斎とジャポニスム」を見る機会を得た。19世紀後半、西洋では日本の美術に魅了されて、ジャポニスムという現象が生まれた。なかでも葛飾北斎が最も注目された。

 

影響を受けたのが世界のモネ、ドガ、セザンヌ、ゴーガン、ゴッホ、ピサロ他、多くのジャンルのトップアーティスト、その名作220点と北斎の作品110点を展示しているのだから凄い。準備にどれだけの時間を要しただろうか、頭が下がる思いだった。

 

これだけの企画だから入場者も多かった。私はいつも通り入口を後回しにして空いているところから見始めた。名作鑑賞という他に北斎作品のどの部分に影響を受けたか比較しながら展示しているのが秀逸で楽しかった。北斎の天才ぶりを改めて実感できる展覧会、来年の128日までです。


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