献茶

今日は毎年、神社で行っている初釜、冬には珍しい晴天だった。私は初めて献茶の役を仰せつかった。点前をするわけではなく、点てたお茶を三宝に載せて奉納するのだが、手を浄め宮司さんと並んで石畳を本殿まで歩くと、否が応でも厳かな気持ちになってしまう。朝の冷えた空気の元、鳴り響く太鼓の音、宮司さんの祝詞奏上、平日であり誰もいない本殿は凛とした空気が張りつめていた。良い経験をさせていただいた。


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