北陸で見られる確率は半々と天気予報が言っていたが、完璧に晴れてほぼ皆既月食に近い月を眺められた。皆既月食は満月の時に起きる現象で3年置きくらいに見られるらしい。古典には月食ではなく月蝕と表記され蝕(むしば)むという意味だった。不吉な現象であると考えられ、御祈や読経が行われ、外出を慎んだらしい。そんな訳で月食の赤い月を愛でながらお茶会を催したという記録は無いみたいだ。もちろん現在ではそんな事を思う人はほとんどいないだろう。薄赤く染まる月の姿を眺めて茶会を催した方はおられるだろか。何時から何時までと予報がでるので、次回には是非、時間を合わせて仲間と楽しみたい。