2020年10月21日 各服点 お濃茶は各服点というのが今のご時世。しかし400年前の利休の時代はお茶といえば濃茶だった。待庵での一客一亭、秀吉や大名たちは濃茶を振る舞われていた。さて今日伺ったお宅で偶々お稽古中だったので、席中に案内された。そこで各服点の濃茶を頂いた。お薄の倍の抹茶で点てられたお茶の美味しいこと、びっくりした。利休の時代のお茶の濃さは知る由もないが、どんなだったのだろう。お点前さんも考えながら点てておられたが、これも一興で楽しかった。