2019年11月25日 ふくべ 大寄茶会の床にひと際目を引く”ふくべ炭斗”が飾ってあり、なんと素晴らしい景色なのだろうと目が釘付けになってしまった。会記に益田鈍翁旧蔵とあった。先日佐竹本三十六歌仙展で話題にしたばかり、なんか縁があるようだ。このようなふくべは見たことがないが、昔はあったのだろうか。いや、数はあろうはずがない。鈍翁だからこそ探しあてたのだろう、恐るべしである。