芝生屋根
今年72歳になる建築家藤森照信氏 諏訪大社を訪れた時、氏の設計した建造物に出会っているが、そのユニークさに目が点になったものだ。今回建築関係の友人に連れられて、富山へ帰る途中立ち寄ったのがラ・コリーナ近江八幡。バームクーヘンで有名な「たねや」の郊外店、家族連れで大賑わいだった。
目的は敷地内の建物見学、駐車場から芝生の広場を歩くと見えてきた。なんと屋根が芝に覆われている。中に入って奥へ抜けると菜の花畑、田んぼや畑もあるようだ。芝を枯らさないように水が流れていて雨どいに水が垂れている。今はまだ芝の色は茶色だが、月が変われば新緑になるだろう。建物が季節に合わせて周辺の景色に溶け込むアイデア、見事と言うしかない。