東博
企画展のない東京国立博物館の常設展示を見に入った。東博の所蔵品は半端ではなく一度目にしたものが、次回いつ巡り合えるか見当もつかないので何回行っても目新しくて楽しい。一時間半あったので、興味のある所を決めて鑑賞した。
平日の午前中なのでガラガラ、思う存分美術品に浸れた。随分前の話だが東博の近くに住んでいたことがあり、自分の庭のように出入りしていたことが懐かしい。当時と大きな変化が・・・入館者の7割から8割が外国人であること。アジア系も欧米系もゆっくりと歩を進め食い入るように眺めている。嬉しいような寂しいような複雑な気持ちになる。茶道人口に限らず伝統文化に興味を持つ人がめっきり減ってしまった昨今、このままいけば伝統文化は外国の数奇者に救われるのかも。