海北友松

京都国立博物館が春の一大イベントと宣伝していたので海北友松展に行ってきた。海北友松と聞いてもあまりメジャーじゃないので?ではないだろうか。日本全国、海外からも里帰りした作品群はさすが京博だった。

 

目玉の雲竜図は巨大で只々圧倒されたが、他の追随を許さないと解説にあった。大きな展示室だからこそ、この迫力を出せるのだと思った。

 

60歳を過ぎてから画家としての地位が確立し82歳で亡くなるまで独自のスタイルを確立していくという稀な画家。晩年には雲竜図と真逆な柔らかい作品に変わっていく。大きな作品がほとんどで刺激が多く、また比較的空いていたのでゆっくり鑑賞できて良かった。

 


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