超高級なストーブ?

昭和3年に完成し現在まで保存されている住宅。京都にあるその住宅は環境共生住宅と呼ばれ、建具は全く狂いなく開閉できる驚くべき木造建築。その中でたまたま目についたのが画像の電気ストーブ。切掛風炉くらいの大きさで鉄味が抜群に良い。ボランティアの方に尋ねたところ大西さんだと思うと言われた。13代浄中が昭和元年に家職を継ぎ、12代浄長は昭和18年に亡くなっている。大西さんだとしたらこの二人のどちらかの作であろう。この時代だからこそ作られたもので今では考えられない。釜の内部の仕上げは大西家独特のもので、私のなかではほぼ大西で決まりだと思っているが・・・

 


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