兵庫芸術文化センター管弦楽団
「世界に通用する若い日本人指揮者がパリを中心に活躍しているんだ」・・凄い人がいるもんだなと以前思っていた。現在兵庫芸術文化センターの芸術監督をしている佐渡裕さん。その佐渡さんが文化センター管弦楽団を率いて全国ツアーをするという。しかも初日が富山であった。これは行かねばなるまいと本日行って来た。だいぶ以前に手配したチケットは最前列、クラシックコンサートにはどうかなと思ったが色々楽しめた。目の前にいる演奏者の表情の変化が克明にわかる。指揮者のダイナミックな動きに合わせて飛び散る汗、息づかい。とくにショパン:ピアノ協奏曲第2番。演奏者はエフゲニ・ボジャノフ、クラシック好きな人は皆さん知っておられるだろう。1984年ブルガリア生まれ、この若さで鬼才と呼ばれている。この人が3m斜め前で演奏している。しかも顔の表情もピアノに映っている。これを見るために用意されたような席ではないか!感動に打ち震えたのは言うまでもない。2時間余りのコンサートはあっという間だった。アンコール曲は西宮に因んで・・、そうですねネタバレになるので曲名は?これも大いに盛り上がりました。