この絵師に敵なし

 相国寺承天閣美術館で開かれていた「円山応挙展」が富山で開催されている。承天閣美術館からは以前に柴田是真展も同様に巡回されて大いに楽しませていただいたが、今回もビッグネームの企画展であり感謝感激である。今回のキャッチコピーは「この絵師に敵なし」。憎いネーミングだと感心したが、実際にこういう風に称されていたようだ。

 会場には全長約38メートルもある七難七福図巻、高さ3.6メートルの「大瀑布図」はじめ大作が並んでいた。大作を鑑賞するには近づいたり離れたりとじっくり鑑賞したい。そこで私のいつもの作戦、平日、悪天候、開館直後・・これでじっくりと名作と対峙できた。しかしこの作戦でも都会では難しいかも、富山でよかった。

 


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