2011年10月にオープンしたまだ新しい美術館。外庭と館内の吹抜けの庭が一体となり、明るく開放感に溢れており四季折々の光の表情を楽しめるように工夫されている。総ガラス張りの、曲線を描く壁面と屋根、床まで緩く起伏がある。同行した同級生の建築屋さんは、これは凄いもんだと詳しく解説してくれた。
既存の美術館のイメージを打破したいという千住博さんの意向を受けて、西沢立衛氏が設計を担当したと利用案内にある。この空間に「フォール」や「クリフ」等の作品群が映らない訳がない。キャパは小さいが十分に癒されてきた。