開炉

今日は珍しく予定が無かったので我が家の炉に灰を入れた。だんだん寒くなり火が恋しくなる季節、うまく出来ているものだ。ひと仕事終わって、午前中雨の心配が無さそうだったので、いつもの山にサイクリングに出かけた。赤とんぼの群落に交じって蝶の姿も見かけた。茶道具では春の代表選手であるが、秋の蝶は俳句では普通に読まれているようだ。春に比べて数が少ないので、飛んでいる姿はどことなくさびしく感じられる。たわわに実をつけた柿や柚子が収穫が終わった梨畑に秋の風情を加えていた。

 


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