仲秋の名月

台風の後は秋の澄み切った快晴が続いている。朝夕は涼しいが日中はエアコンを稼働させている。さて今年もお月見の茶事に誘われて秋の風情に浸ってきた。夜になっても雲一つない快晴は変わらず、煌々とした満月があたり一面を照らしていた。月はくまなきをのみ見るものかは、兼好のおっしゃることはごもっともであるが、月に照らされて、そよそよと吹く夜風にあたっていると誠に気持ちがよろしい。もっとも今年は運よく月見酒を頂いたのが大きな理由だったかもしれないが。

 


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