2013年05月27日 季節のきんとん 若紫 京都の和菓子屋さんは生菓子をまず地方発送しない。画像はご覧の通りのきんとん。作り掛けは空気を含んでふんわりしており、先端まで瑞々しくしっとりとしている。しかし時間が経つにつれ空気の含有量が減って小さく縮み、水分も失われパサついてくる。こういう訳で「生菓子はその日の内に召し上がってください」となる。大寄の茶会ではお菓子屋さんに出張してもらいその場で作って、出来立てを食べていただくいのが一番のおもてなしだろう。最近こういうお茶会が増えてきたようだ。