朔日饅頭

富山県内で一番大きなお祭は山王さんの名で親しまれている日枝神社の祭礼。屋台は1000軒並び、夜は人がごった返して歩くに歩けない程の賑わいになる。祭礼の6月1日にどうしても食べなければならないのが朔日(ついたち)饅頭。酒饅頭で私は子供の頃からの大好物。画像の饅頭は友人から頂いたものだが、何とご主人が朝の3時半から並んで買い求められた饅頭。そんなに早くから並ばなくても買うことは出来るのだが、早朝から並んで買うのが何時の頃からか、通というか粋な買い方になっている。今では長蛇の列が風物詩になっている。江戸末から続く風習で、新麦の季節、麦の収穫と関連した行事の一つだったらしい。


DSC0n486.jpg