3.11

一年前、夜中に名神高速を富山に向かって走っていると、関西各地の消防隊が長い隊列を組んで被災地に向かっていた。その当時は予想もできないくらいの大災害であることが日を追うごとに明らかになり、それこそ国そのものが吹っ飛んでしまうかと思われるほどであった。11日の午後2時46分、私たちの仕事仲間100数十人は仕事を中断して黙祷をささげた。トモダチ作戦で軍人たちが最大限の復興支援に活動したアメリカでは、毎日のように日本の復興の様子が報道されているらしい。そのほとんどが復興の力を称賛するものと聞いて誇らしい思いがする。ただ原発問題はやはり手厳しく、初期の対応のまずさがいろいろと指摘されているようだ。