心配事
経済一流、政治は三流と言われた我が国、最近は経済も覚束ないが。政治家は議員になったその日から仕事のほとんどを次の選挙のために費やすといわれる。結果その場限りの政策ばかりで10年、20年先の国家についてはほとんど論じられない。20年前の1990年バブルが崩壊した頃、今この国を根本からシステムを変革しないと未来はないと盛んに論じられていた。20年後の今、現状はご覧の通り。ばらまくだけばらまく予算案は現政権の専売特許になったようだ。こんなにばらまいて大丈夫なんだろうかと不安を感じる人ばかりだ。何をするにしても遅々として進まないシステムでは世界に置いて行かれる。シンガポールのようにスピーディーに事を運ぶ国に学び、痛みは伴うが外科手術をしなければこの先若い人が苦労するだけだ。